
アラン・ピカソ選手のwikiプロフィールまとめ
アラン・ピカソ選手のこと、「井上尚弥選手の次の対戦相手」ということで日本のボクシングファンの間ではじわじわと名前が浸透してきていますよね。
でも「無敗のメキシカン」と聞くだけじゃ、どんな人物なのかまでは見えてきません。
そこでこのパートでは、年齢・出身地などの基本データから、「実はインテリ?」と話題の学歴まで、ピカソ選手の素顔に迫ってみます。
リングの上とは違った一面が見えてくるかもしれませんよ。
年齢・出身地・本名などの基本情報
ピカソ選手の本名は、アラン・ダビッド・ピカソ・ロメロ。
2000年7月22日生まれで、出身地はメキシコシティです。
現在25歳ということで、ボクサーとしてまさに脂が乗り始める時期ですね。
身長は173cm、リーチは178cmと、スーパーバンタム級ではしっかり恵まれた体格。
ニックネームは「El Rey(エル・レイ=王様)」。
このあたり、なかなかのキャラ立ちです。
姿勢やステップワークを見ていても、関節の柔らかさと連動性が抜群。
整体的に見ても、股関節と胸椎の動きが良くて、パンチとステップが同調してるのが特徴です。
普通ここまでバランスのいい選手は、ケガをしにくい傾向にあります。
無敗の理由は、こういう身体の使い方にもあるんじゃないかと感じてます。
さて、そんなピカソ選手、実はパンチだけじゃなくて“頭脳派”でもあるんです。
メキシコ国立大学出身?学歴と知性に注目
意外に思われるかもしれませんが、ピカソ選手はあの「メキシコ国立自治大学(UNAM)」出身と報じられています。
UNAMといえば、メキシコ屈指の名門。
この大学から政治家もノーベル賞受賞者も生まれてますから、正真正銘のエリート校です。
「勉強もできるボクサー」って、なんだかズルいですよね。
リングの中では獣のようでも、頭の中では冷静に戦略を組み立てている…そう考えると、戦い方にも納得がいきます。
関節や体の動きのメカニズムを理解してトレーニングしている選手って、動きが洗練されてるんですよ。
ピカソ選手の試合を見ると、無駄な力みがほとんどないですし、体幹もブレない。
こういう選手こそ、「天才型」に見えて実は「超理論派」だったりします。
リングの上でも、頭と体の連携が完璧。
まさに“文武両道ファイター”ですね。
そんなピカソ選手が、どんなキャリアを積み上げてきたのか。
無敗のボクサー・アラン・ピカソ選手の経歴と戦績
ピカソ選手の名前がここまで広く知られるようになった理由のひとつは、やはりその圧倒的な戦績にあります。
この記事では、デビュー当時から現在に至るまでの流れを振り返りながら、どんなキャリアを築いてきたのかを見ていきます。
戦績だけでは語れない“積み重ね”にこそ、ピカソ選手の強さの秘密が隠れているかもしれません。
ボクシングを始めたきっかけは?
ピカソ選手が本格的にボクシングを始めたのは、10代前半の頃と言われています。
家族の影響や地元のジムに通い始めたことがきっかけだそうで、もともと運動神経は抜群だったようですね。
なかでも手首のスナップが非常に柔らかく、関節の動きに無駄がないのが印象的です。
整体の世界では、手首や足首の“遊び”が効いているとパンチやステップのキレがまるで違ってくるんですが、ピカソ選手はまさにそのタイプ。
ガチガチの筋肉に頼らず、しなやかな動きで相手を崩す。
そういう意味でも、若いうちから“良い動き”ができていたのだと感じます。
プロデビューから現在までの全戦績
2017年3月、17歳でプロデビューしたピカソ選手。
そこから2025年末までに積み上げた戦績は、なんと33戦32勝(17KO)1分け、無敗。
しかも、WBCシルバー・スーパーバンタム級のタイトルも保持しています。
大きな怪我もなくキャリアを継続しているのは、身体のケアをしっかり行っている証拠です。
ちなみに、パンチ力だけじゃなく、判定勝ちも多いのが特徴。
KOを狙いすぎず、きっちり試合をコントロールして勝ち切るスタイルは、「勝負師」というより「戦略家」に近い印象ですね。
WBCシルバー王者としての実績とは?
2023年7月、サベロ・ンゲビニャナ選手との一戦でWBCシルバー王者に輝いたピカソ選手。
その後も、アザト・ホバニスヤン選手やダミアン・バスケス選手といった実力者相手に防衛を重ねています。
筆者もその試合映像を分析しましたが、ピカソ選手の身体の軸が全くブレないことに驚かされました。
ボクサーとしてだけでなく、身体操作の面でも一級品。
こうした安定した軸づくりは、関節の歪みや筋膜リリースを日頃から意識している証拠でもあります。
この安定感があるからこそ、ピカソ選手は今のキャリアを築けているのかもしれません。
では次に、その“強さ”の中身をもう少し掘り下げてみましょう。
ファイトスタイルや攻撃の特徴に迫っていきます!
アラン・ピカソ選手の強さは本物?ファイトスタイルを徹底解説
無敗を続けているピカソ選手ですが、「なぜ負けないのか?」という問いに対する答えは、彼のボクシングスタイルにあります。
ここでは、実際の動きや攻防の特徴をもとに、その“強さの本質”を探っていきます。
攻撃的かつテクニカルな戦術
ピカソ選手は、一見するとテクニカルタイプに見えるんですが、攻撃のテンポは結構速め。
ジャブを刻んで相手を動かしながら、タイミングを見て一気にスイッチを入れてくるんです。
この「緩急」の付け方がとても上手く、相手からすると読みにくいんですよね。
しかも、相手の動きに合わせて自分の体を滑らかに合わせてくるので、いわゆる“ぶつかり事故”みたいなパンチをほとんどもらわない。
それって、体の可動域や左右のバランスが取れてないとできない芸当なんですよ。
整体師目線で言うと、骨盤と肩甲骨の使い方がうまい選手って、力を分散せずに「一点集中」の力を出せるんです。
ピカソ選手はその典型ですね。
対戦相手との比較で見る実力の高さ
実際、ピカソ選手と対戦してきた選手たちも、口を揃えて「やりにくい」と言っています。
彼らのコメントを拾っていくと、「距離感」「反応の速さ」「フェイントの多さ」などが共通して挙げられています。
これは単に身体能力が高いだけじゃなく、頭の中で状況を常に整理しているからこそできる戦い方です。
前述した大学での知性や論理的思考が、まさにボクシングにも生かされているというわけですね。
こうした複合的な“強さの層”があるからこそ、ピカソ選手は「無敗のまま」ここまで登り詰めたのだと思います。
アラン・ピカソ選手が井上尚弥選手に挑む理由とは?
ボクシング界で「挑戦する」って言葉は軽く聞こえがちですが、井上尚弥選手を相手にするとなると、話はまったく別です。
ここでは、アラン・ピカソ選手がなぜその“無謀”とも言われる挑戦を選んだのか、その背景にある動機や状況を見ていきます。
なぜ今、日本の怪物と戦うのか?
2025年12月、サウジアラビア・リヤドで行われるスーパーバンタム級の統一戦。
ここでピカソ選手は、4団体統一王者・井上尚弥選手に挑むことが決まりました。
タイミングとしては、WBCでランキング1位に上がった直後で、「やるなら今しかない」と思ったのかもしれません。
ただ、選んだ理由はそれだけじゃなさそうです。
ピカソ選手にとって井上尚弥選手は、世界最高峰のボクサーであり、自分の“真価”を試すにはこれ以上ない相手。
負けたとしても、自分の現在地がはっきり分かる。
勝てば、ボクシング史に名を刻める。
どちらに転んでも得られるものが大きいと判断したのではないでしょうか。
ボクサーとしての“覚悟”が見える挑戦です。
整体的視点から見ると、この時期に試合を組んだのは身体的にもベストなタイミング。
年齢・キャリア・体力・反射神経、すべてのバランスがピークにある25歳という年齢。
関節の可動域も落ちておらず、コンディションも最高に保ちやすい時期です。
挑戦者としては、まさに今が“勝負どき”なのだと思います。
サウジ決戦前に襲った“想定外のトラブル”とは?
挑戦を決めたピカソ選手ですが、準備期間中に思わぬトラブルにも見舞われていました。
それが、「サイバー盗難」。
ワッツアップのアカウントが乗っ取られ、精神的にかなりのストレスを感じていたと報じられています。
連絡手段を奪われるというのは、ボクサーにとってはトレーニング以上にキツイことかもしれません。
特に高地トレーニング中という、肉体的にも追い込みが激しいタイミングでの出来事。
ピカソ選手は「集中力が切れかけた」とも語っていましたが、逆にそれを乗り越えたメンタルの強さにも注目です。
関節や筋肉のコンディションはもちろん、精神的な耐性も、こういった試練を超えることで一段上がるものです。
アラン・ピカソ選手の注目ポイントと今後の展望
ここまでの経歴・戦績・強さを見てきたピカソ選手ですが、まだまだ見逃せない部分がたくさんあります。
この記事の締めくくりとして、これから彼がどんなボクサーになっていくのか、どんな“魅力”があるのかを掘り下げてみましょう。
日本のファンが注目すべきポイントはここ!
まず何より注目したいのが、“頭脳派なのにアグレッシブ”というギャップ。
技術の引き出しが多くて、試合中の判断力が高いのに、それでいて攻める姿勢を失わないところ。
このバランス感覚は、世界中見渡してもそう多くありません。
また、表情や仕草にあまり感情を出さないクールなタイプなので、「ピカソ選手って怖そう…」と思われがちですが、SNSを見ると結構ユーモラスな面もあります。
このあたり、ギャップ萌え要素としても人気が出そうですね。
筆者としては、関節の柔らかさと反射速度のバランスが完璧なので、将来的には階級を上げてもやっていける体だなと感じています。
可動域に無理がない分、故障リスクが低いんですよ。
そういった意味で、長期的に活躍する“体のポテンシャル”も十分に備わっています。
これからの試合予定や世界ランキングの動向
現在、ピカソ選手はスーパーバンタム級でWBCランキング1位。
井上尚弥選手との対戦次第では、一気に世界のトップへと名を連ねることになるでしょう。
仮に結果が出なかったとしても、再挑戦や他団体のタイトル挑戦という道も開かれています。
そして、年齢がまだ25歳という若さ。
一般的にボクサーとしてのピークは27〜30歳前後と言われているので、ここからまだまだ進化する余地があるというのは驚異的です。
あとは、本人がどれだけ「体の声」に耳を傾けられるか。
リウマチや関節炎などの慢性疾患に苦しむアスリートも多い中で、日々のケアがキャリアの明暗を分けます。
ピカソ選手のように、早くから身体に意識を向けている選手は、間違いなく長く活躍できます。
世界の舞台でのさらなる飛躍に、期待したいですね!